弊社が開発支援している、神戸大学様の飲食店向けマルチエージェントシミュレータが、フードテックジャパン大阪に出展されました。
店舗のオーダー(注文情報)をもとにスタッフの動きをシミュレーションすることで、最適な店舗のレイアウトやスタッフの配置、シフトの最適化を行うものです。マルチエージェントシステムとは、ある判定アルゴリズムに基づいて判断・行動する「エージェント」と呼ばれる主体が複数存在するシステムで、個々のエージェントでは達成困難な課題でも、システム全体として達成します。
従来から高価なパッケージ製品としてマルチエージェントシミュレータはありますが、業務に利用できる本格的なもので、ウェブアプリケーションベースのものは、弊社が調査した限りありませんでした。ご依頼時に、お客様が条件をかえて自由にシミュレーションできることを望まれたことから、ウェブアプリケーションにこだわり、お客様が自由にシミュレーションできることを第一に考えました。
マルチエージェントは個々のエージェントが自律的に動作するのが特徴ですが、計算量が多く JavaScript では厳しいと判断し、スピードに定評がある Rust言語で WebAssembly を採用しました。また、店舗レイアウトの空間情報を、お客様が様々なパターンで採用できるよう、CSVから簡単につくれるように工夫しました。