ScrumSign
navigation

講師の方が研修の受講者を代弁する形で質問をしていただきつつ研修進めていただきました

 
notion image
兵庫県保健医療部
健康増進課 健康政策班
藤本 正真 様
 
(データ利活用研修を終えて)
今回はありがとうございました。
藤本様
こちらこそ、ありがとうございました。
今回はどういった目的で企画されたものなのでしょうか?
藤本様
今回の研修はデータ利活用研修という風に銘打って行いました。
データ活用に関して苦手意識のあるかたであったり、(無音)の方って、
今まではずっと紙カルテを扱っていたのですが、そのような方々に対して比較的最近は部署としてデータ化、ICTかが求められるようになりました。なかなかデータ化やICT化についていけていない方が多い、けれどもエビデンスベースドな政策を求められるようになってきまして、そこのギャップを埋めるという事を目的として、データ利活用研修を企画しております。
今回の研修で、スクラムサインの方に求めたことは、データ活用の初歩的なところを、分かりやすく理解しやすいように講演、研修、ワークをしていただきたいというところですね。
 
2日間研修をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
藤本様
総評というか、研修の感触的には良かったなというのが一番の率直な感想です。特に講師の向き合い方がすごく紳士的だなというのは感じました。
例えば講師の方のしゃべり方一つを取ったとしても、受講者に寄り添うような態度だったりだとか、講義で受講者が分からないであろうことを、講師の方が研修の受講者を代弁する形で質問をしていただきつつ研修進めていただきましたので、データ活用初心者の方々であったり、データ活用に苦手意識のある方々には非常に良い構成だったと思っております。
ありがとうございます。
藤本様)
研修の内容も非常によく考えられていて、研修で学んだ知識を全部使えば、こうゆうものが最終的に作れるようになりますという最終成果物まで試しで作っていただけたのは、すごい良かったなって思います。具体的なイメージがしやすく、受講者の方にも伝わりやすいものだったのではないかなと思っています。
私たちも研修を受ける方の気持ちに寄り添って、どういうふうに研修を進めていくのかは、今回非常に考えたところでした。今後研修において、トライしてみたいことを教えていただけますか?
藤本様)
データ利活用研修に関しては、やはり受講者の知識のボトムアップというところを主軸に進めていきたいと思っています。統計学は突き詰めていくと、大学などの学術領域に足を踏み入れることになると思います。一般的に行政の方々は意外とデータ分析を業者に委託することが多いです。統計学の学術領域に踏み込まないまでも、データ分析の実務を業者に頼んだ際に、データ分析業者がどんなことを言っているのかを、行政職員は分からないといけないと思います。また、データ分析の結果をどのように読み解くのかも行政職員の力量が求められる所だと思っています。これらをクリアできる市長職員さん、データ分析を担当される方の育成を支援していきたいと思っておりますので、データ利活用研修に関してはボトムアップを主軸において進めていきたいと思っています。
 
来年私たちがまた研修に取り組めるかどうかはまだわからないんですけれども、私たちに今後求められることには、どんなことがありますでしょうか。
藤本様)
おおむね僕がやってほしかったことはやってもらえたかなと思ってまして、A日程で僕が補足説明したところを、B日程ではしっかり講師の先生から補足していただくというふうに改善されておりまして、あまりB日程の方は口を挟むことがなかったんですけれども。
そういう風にですね、ちゃんとトライアンドエラーで改善していく姿勢が
すごく良かったなと思っています。
ありがとうございます。